贈収賄防止基本方針
三井化学グループ贈収賄防止基本方針
概要及び宣言
年々拡大を続ける事業のグローバル展開及び近年の贈収賄行為に対する世界的な関心の高まりに鑑み、国際的な贈収賄 防止体制の更なる整備・強化は、三井化学グループ全体で取り組むべき重要課題です。
三井化学グループは、日本の不正競争防止法、米国の海外腐敗行為防止法(Foreign Corrupt Practices Act)、英国の贈 収賄禁止法(Bribery Act)をはじめとする、三井化学グループが事業を展開するあらゆる国・地域における贈収賄を防 止する規制(以下「贈収賄規制」といいます。)を全て遵守します。三井化学グループは、利益か法令・ルール遵守か の選択を迫られた場合には、躊躇なく法令・ルール遵守を優先します。
三井化学グループは、三井化学グループの贈収賄防止に関する基本的な考え方や三井化学グループの役員及び社員が遵 守すべきルールを明確にし、贈収賄を未然に防止することを目的として、本基本方針を策定しました。本基本方針は、
三井化学グループの全ての役員及び社員に適用されます。
2016年12月1日 社長 淡輪敏
遵守事項 1. 贈収賄の禁止
三井化学グループの役員及び社員は、いかなる者との間でも、贈賄行為及び収賄行為を一切行いません。
2. 贈収賄防止体制の整備
三井化学グループは、コンプライアンス担当部署や内部通報窓口の公平かつ公正な運用に努め、贈収賄行為を防 止するための組織体制を維持・運営します。
3. 教育・研修の実施
三井化学グループは、贈収賄行為の防止に向けた倫理意識の更なる徹底、贈収賄防止体制の運用の担保のため、
役員及び社員に対する定期的な教育・研修を継続します。
4. 監査及び制度の見直し
三井化学グループは、定期的な監査により、贈収賄防止体制が実際に機能しているか否かを確認するとともに、
当該監査結果を基に、本基本方針を含む三井化学グループの贈収賄防止体制の有効性を継続的に見直し、必要に 応じて改善を行います。
5. 取引内容の記録及び保管
三井化学グループは、各国の贈収賄規制及び本基本方針の遵守を裏付けるべく、適切な内部統制システムのも と、支出に関する承認書面、会計帳簿等を事実に基づき正確に記録し、関連帳票を適正に保管します。
6. 懲戒
三井化学グループは、その役員及び社員が本基本方針に違反した場合、就業規則等に従い、適切かつ迅速に処罰 を行います。
用語の定義
「贈賄行為」とは、公務員等に対し、営業上の不正の利益を得るために、その職務に関する行為をさせ若しくは させないこと、又は、その地位を利用して、他の公務員等にその職務に関する行為をさせ若しくはさせないよう にあっせんをさせることを目的として、直接又は間接を問わず、金銭その他の利益を供与すること、又は供与の 申込み・約束をすることをいいます。
例えば、国公立大学の教職員、国公立病院の医師・職員等に対する供応接待や贈答も、贈賄行為に該当し得ま す。
「収賄行為」とは、自己又は第三者の利益を図ることを目的として、自らの職務に関する行為に関連して、金銭 その他の利益の提供を受けること並びにその要求及び約束をいいます。
「贈収賄行為」とは、贈賄行為及び収賄行為をいいます。
「公務員等」には、以下の者が含まれます。
日本及び外国の政府又は地方公共団体(以下「政府」といいます。)の公務に従事する者
公共の利益に関する特定の事務を行うために特別の法令によって設立された組織の事務に従事する者
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
(5)
政府から特に権益を付与された次に掲げる公的な企業又は団体(以下「企業等」といいます。)の職員
(i) 政府が議決権のある株式又は出資金額の過半数を直接又は間接に所有する企業等
(ii) 政府が役員の過半数を任命又は指名する企業等
(iii)その他政府が実質的に支配する企業等 政党及びその職員
公職の候補者
公的機関の公務に従事する者
政府又は公的機関から権限の委任を受けてその事務を行う者 その他、上記①ないし⑦に準じる者
「役員及び社員」とは、三井化学グループで働く全ての役員並びに社員、嘱託及び臨時雇用等、三井化学グルー プ各社と雇用契約を締結している者をいいます。
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リスク管理方針 贈収賄防止基本方針 目標と実績 リスク管理体制 リスク防止対策 コンプライアンスの推進
リスク・コンプライアンス
目標と実績
2016年度の目標
法令・ルール遵守の徹底と、遵守意識のさらなる浸透 大規模地震・事故発生時における対応策整備、影響最小化 情報システムセキュリティーの強化
最重点リスクの特定とリスク管理サポート 2016年度の実績と評価
達成度A
コンプライアンス推進のための各種施策(職場ディスカッション、意識教育等)を継続実施 首都圏大災害を想定した訓練(社員安否確認、情報伝達、対策本部設置等の初動確認)を実施 グループグローバルの情報システムセキュリティー強化を実施
最重点リスクおよび新規リスクをリスク・コンプライアンス委員会にて共有し、所管部署への支援を実施 2017年度の目標
法令・ルール遵守意識のさらなる浸透 緊急事態発生時の社員・事業への影響最小化 情報システムセキュリティーの強化 新規リスクおよび最重点リスクのフォロー
※自己評価による達成度:A 95%以上、B 70%以上95%未満、C 70%未満
リスク管理方針 贈収賄防止基本方針 目標と実績 リスク管理体制 リスク防止対策
コンプライアンスの推進
※
コーポレート・ガバナンス
リスク・コンプライアンス
リスク管理体制
三井化学グループは、株主の皆様、お客様、地域の方々などステークホルダーの皆様からの信頼を確保し、企業の社会的 責任を果たすため、経営活動の脅威となり得るすべての事象についてリスク管理の徹底を図っています。
リスク管理システム
リスクを早期に発見し、リスクの顕在化を未然に防止するため、「三井化学グループリスク管理システム」を導入し、当 社グループ各社・各部門の年度予算の中で、重点リスクを洗い出し、リスク状況についての分析を行い、対策を講じてい ます。また、その進捗状況をチェックするためのコンプライアンス確認書の活用などにより、リスク管理に関するPDCA を着実 に実施し、リスク顕在化の未然防止に努めています。
さらに、リスク管理システムは、内部統制システムに組み込まれており、内部統制システムの執行状況は取締役会に報告 しています。
PDCA:Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-Action(改善)のプロセスを継続的に繰り返すこと。
リスク管理システム
リスク・コンプライアンス委員会
CSR重点項目のひとつであるリスク・コンプライアンスの個別方針・戦略・計画の立案のため、個別委員会としてリス ク・コンプライアンス委員会(委員長:リスク・コンプライアンス委員会担当役員)を設置しています。
同委員会では、当社グループがステークホルダーの信頼を確保し、企業としての社会的責任を果たせるよう当社グループ 各社・各部門におけるリスク管理に対するサポートなどを行っています。また、内部統制室は、当社グループ各社・各部 門に対して業務監査やリスク管理状況のインタビューを実施し、リスク・コンプライアンス委員会に報告しています。
これらの取り組みの結果、当社の社会的信用、事業運営、収益等に重大な影響を及ぼす法令・ルール違反 は、2014、2015年度に続き、2016年度においても発生しませんでした。
※
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内部統制室
当社は内部統制室を設置し、会社法および金融商品取引法で要求される三井化学グループ全体の内部統制の整備・運用状 況を継続的に確認・評価し、現存する業務上のリスクが許容レベル以下に保たれるように図っています。また、三井化学 グループ全体の内部統制水準を維持・強化するとともに、業務の適正かつ効率的な遂行を確保するために内部監査を実施 しています。さらに、リスク・コンプライアンス委員会と監査結果の重要項目を共有しています。具体的には、以下の事 項に注力しています。
法令・ルール遵守に関わる自己評価プロセスを利用した内部監査
監査先で法令・ルール遵守に関わる内部統制の自己評価を行い、それに基づいた内部監査プロセスを、事業部門および 国内外関係会社に対して導入し、運用
金融商品取引法(内部統制報告書の提出)への対応
財務報告に関わる内部統制の有効性についての評価を年次で実施。具体的には金融庁実施基準に準拠して、当社におけ る財務報告に係る内部統制の整備・運用方針を定めて評価
「リスク管理システム」運営体制